クリスタルジェミー公式通販 | 中島香里の化粧品<美白・シワ改善・保湿・エイジングケアまで>

ようこそ、ゲスト様

中島かおり道 -私の今と、これから-

「美白の女神(ミューズ)」「美白大臣」「TV通販の女王」と呼ばれ、第一線で活躍し続ける中島香里。
『中島かおり道Vol.1』では、彼女の波乱万丈の半生にスポットライトをあててご紹介してきました。
これからお届けする『かおり道Vol.2』では、香里の"今"と"これから"に焦点をあて、
彼女の人となりをご紹介してまいります!

第二章
香里は、主婦の"手"を持つミューズ!?

瀕死の状態にありながらもプロ根性で撮影に臨んだ香里のエピソードは、前回お話したとおり。

この章からは、香里の輝かんばかりの笑顔とともに宣伝され、世に華々しくデビューした『オールインワンジュエリー』の開発ストーリーを紐解いていくことにしよう。

香里は、主婦の“手”を持つミューズ!?

「この数、普通じゃない!!」

香里の1日は、前日に届いたお客様からのお葉書を読むことから始まる。
香里は言う。

「私はお客様に対していつも誠実。嘘をついたことはないわ。だからかしら?
ご愛用者さまからの私へのリクエストも、いつも直球。どストレートなのよ~(笑)」

実際、お葉書の内容はこんな感じ。

「いくらこすってもモコモコが続く泡で洗顔したい!」
「塗って拭き取ったら、肌が白くなっちゃうクリームを!!」
「はがしたらシミがとれてるパックが欲しいわ!!!」

香里は、「そんな魔法みたいなこと言われても困っちゃうのよね~」(笑)と無理難題に苦笑しつつも、
「お客様が望むなら、よーしやってやるわ!」とワクワクするのだそう。

2013年~2014年頃のある時期。
香里のもとに、こんなリクエストの葉書が届きはじめた。

「オールインワンを作って!」

それは、オールインワン化粧品を作ってほしいという要望の葉書。
あっという間に、「もう普通じゃないほどの数!(香里談)」が集まったのだという。

まさかのオーダーに香里びっくり!?

それまで香里は、この肌悩みにはこの化粧水、これには美容液、これには乳液、こんな肌にはマスク…と
悩みや用途によっていくつもの化粧品を開発してきた。
イベントでお客様と会話したり、手元に届く葉書を読んだりするなかで、
お客様の切なる悩み、要望を聞いてきた香里だからこそ、
それらにしっかり応える化粧品づくりを真摯に行ってきたのである。

肌は、手間と時間をかけた分だけ確実に応えてくれる」という自身のポリシーに、
お客様は共感してくれているもの、と思っていた。

だから―。
"これひとつで手早くささっとスキンケア"のオールインワン化粧品が欲しいというリクエストは、
香里にとっては天地がひっくり返るような、"まさか!"だったのである。

葉書に綴られた切実な事情。香里の身にも思い当たることが…

なぜ、今まで私のポリシーに共感してくれていたお客様が、こぞってオールインワンを求めているの?
葉書を読み込むとそこには、年齢を重ねていくがゆえの切実な事情が綴られていた。

「年齢も年齢だから入院することもあってね。病院では今までのようなお手入れはできないの…」
「娘に子供が生まれて、娘と孫の世話で精いっぱい。自分にかける時間なんてない!」

香里の身にも思い当たることがあった。
以前、母の介護をしていた頃のこと。
社長業と主婦業の傍ら自宅で母の世話をすべてしていた香里は、母の肌のお手入れもしてあげていた。
女性にとって、いつまでもキレイでいることは生きるための活力にもなる。
でも、身体や時間が思うようにならなければ、手間暇をかけることがままならない事情だってある。

香里は閃いた。

「忙しい主婦こそ、時短でキレイになれるアイテムを求めている。手間をかけたくないんじゃない、
かけられないけれど、キレイになりたいっていう本能なんだわ!」

だって、社長である前にいち主婦だから

香里が商品を出せば出すほど大ヒットする理由は、まさにここにある。
彼女は常に、「社長である前にいち主婦である」ことを誇りに思っている。
だからこそお客様と同じ目線に立って、その想いをくみ取った商品を作ることができるのだ。

もともと香里は、尾張藩主の末裔の娘だった母に厳しく躾けられながら育った御嬢様。「お品よく」「女は男に尽くすもの」「家事は完璧に」―。
染みついた母の教えは働かざるを得なくなった今も消えず、休む暇もない社長業を務めながらも、炊事、洗濯、掃除etc.…何から何まで誰の手も借りずに自ら行っている。

今回のインタビューで印象的だったのが、香里が語った以下の言葉だ。

だって、社長である前にいち主婦だから

「私の発する言葉が本物でないと、商品まで揺らいで見えてしまう気がするの。
どれだけお客様にとって必要な商品かを説くのに、自分が主婦を手抜きしていては説得力なんてない。
お客様は私の手を見れば、嘘をついていないことがわかるはずよ。私の手は、家事をする女性の手だもの。
もちろん美白ケアはしているけれど、毎日の家事のアトは隠せない。
でもこれは、私の勲章なの。お客様と私が同じであることの証なのよ」

ここまでストイックにお客様目線であり続けるからこそ、香里がつくった商品は、世の女性の共感を得るのだろう。

さて、話は『オールインワンジュエリー』に戻して。
数多くの葉書に背中を押され、香里はついに、オールインワン化粧品の開発に着手することに。
しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。
香里がぶちあたった壁とは―。

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